本坊農園

みんなが笑顔になれる、肥料作りからこだわった食作り

本坊さんの願いはみんなが健康で暮らせること。そのために「安心して食べられる美味しいお米や野菜づくりを通して、みんなの心と身体の浄化を促すお手伝いができたら」と毎日田畑に出向きます。 土づくりは堆肥の材料からこだわります。光合成細菌と納豆菌の力をかりて牛糞・海藻・木炭を発酵し、熟成させた本坊農園自慢の自家製堆肥。牛も清流を飲み、自家製飼料や野菜のかけらなどを食べている元気な牛の牛糞です。
「自家製堆肥で土づくりをすると、土の微生物が元気に活動し、植物が光合成を活発に行い、ミネラルたっぷりなお米や野菜に育ちます。そしてそれを食べることが元気な体づくりにつながります。」
旬の野菜やお米をはじめ、ブドウやイチジクやイチゴなど色々な作物を農薬不使用で育てている本坊さん。多少の傷や虫食いはあれど、本坊さんの農産物は香りが良くて何より甘いのが特徴です。


たくさんの人に食べて欲しいから。"循環"を大事にした農業

本坊さんはえびの市と小林市にある広大な田んぼ(約2ヘクタール!)でお米を栽培。田植えだけでも10日ほどかけて、ひのひかり 、赤米、もち米など多様なお米を育てています。本坊農園の直売所横にも田んぼがあり、お米が育つ様子を見るのも直売所に行く楽しみの一つ。 横を流れる水路にはえびの市の秘境クルソン峡から流れくる清流。なんとヤマメが泳いでいることもあるほど綺麗な水なのです。
毎年10月中旬〜10月下旬は稲刈り、脱穀、新米出荷作業と一年で一番忙しい時期。その時期でも変わらずにこやかに迎えてくれる本坊さん夫妻は、いつでも心からの笑顔で迎えてくれます。
本坊さんは循環という言葉を繰り返し使われます。例えば、脱穀したあとの稲わらも野菜の根元に被せたり、牛の寝床に敷いたり、大事に使います。「人間も動物も植物も生き物の命を次につなぐために生きていて、そのために本物を食べて欲しい」と本坊さん。みんなの健康を心から願う農家さんです。