久世福商店

コンセプトは「ザ・ジャパニーズ・グルメストア」

久世福商店は、日本の伝統食品である麹を使った発酵醸造食品を軸に、だし・調味料・お菓子など約2000品目が並ぶお店。当社では九州・沖縄・中国・関東のショッピングモールで久世福商店を展開しています。
久世福商店のもう一つのコンセプトは大正時代。当時の商品は海外輸出を前提にデザインされていて、今も古びることはありません。店舗も大正時代の店蔵をイメージして作られています。
久世福商店の商品は、目利きバイヤーが全国を巡って惚れ込んだものばかり。日本全国を駆け巡り、実際に地方に足を運んで、誇り高い生産者と出会い、地方の匠と一緒になって開発した商品の数々。こうして店内に所狭しと並ぶ商品たちは誕生しています。単に商品の魅力だけでなく、生産者の人柄にまで惚れ込んだ一品は、人を動かします。
そんな商品の良さを一番実感しているのは久世福の店舗で働くスタッフたち。家庭で毎日食べたり贈りものにしたり、新商品には目を輝かせます。そんなお店で毎日販売に携わっている店舗スタッフだからこそ知っている商品のこと、お店のことを教えてもらいました。


ギフト用にも家庭用にも、どちらにも使っていただいています

「TVでも紹介されたのですが、うちでは「あんバター」がよく売れています。あとは「おかず味噌国産九条ねぎ」 や「なめ茸」などごはんにのせるシリーズですね」。教えてくれたのは、イオンモール福岡店の野下さん 。
あんバターは、あんこにバターのコクがよくあう和ジャムの一つで、不動の人気商品。久世福商店とい えば和食ですが、ジャムやきなこペーストなど「パンに塗るシリーズ」だけでも20種類以上あって、福岡店では特に人気です。
「一緒に2〜3個まとめて買う方が多いですよ。特にコロナ禍でおうち時間が増えたからか、ギフト用だ けではなくご家庭用に何個も買っていかれる方が多くなりました」。「お客さまは、気に入っているものと、気になるものを一緒に買っていかれるんですよ」と、野下さん。売れ筋やおすすめを尋ねられることも多く、商品知識が欠かせません。いつも次のお気に入りを探しているお客さまの期待に応えるべく、新商品の試食や研究にも余念がありません。

一人ひとりに合わせられるギフト

「遠くから来店されるお客さまもいて、自家用だけで一度に10個買っていく方もいらっしゃいます。数 日前には仏事のお返しの相談を受けて、中身も一緒に選びながら全て中身の異なる6セットを作ったん ですよ」と言うのはイオンモール熊本店の武下さん。
接客する中で「ギフトセットの見本が少ないね」と言われることもあるけど、ギフトセットはお客さまの数だけ選択肢があって、「一人一人のお客さまに合わせたギフトセットを作ることができるのは、久世福だからできることです」と自信を見せます。
ベテランの武下さんでも、お客さまの贈り物を一緒に選ぶのは毎回とても気を遣います。ただ、ギフトセットを一緒に選んだお客さまがまた来店し、「(今日のおすすめ)何かない?」と声をかけられたり、「今日はこういった用件で探しているんだけど」、と次の相談を受けたりお客さまとの関係が続くことも多く、やりがいを感じています。

熊本店の人気は、使いやすい「だしシリーズ」

「うちは、だしシリーズが人気ですね」と即答する武下さん。店頭で試食を出した時には、おだしをそのまま飲んでもらうスタイルで、とても好評だったようです。
久世福商店の「万能だし」「毎日だし」などだしシリーズはどれも一つ一つ小包装され、化学調味料は不使用。特に「万能だし」はこだわりの焼津産かつお節と削り節をベースに国産さば節や瀬戸内海産のいりこ、焼きあご、日高昆布などいくつもをブレンドした、旨みたっぷりのだしがとれます。
「簡単にだしが取れるパック自体の認知度が上がってきています。何よりだしパックはそのまま鍋に入れるだけでよく、使い方も簡単です」と人気の秘密を語る武下さん。だしシリーズは特にリピーターが多い人気商品です。

家族に合わせて、季節に合わせて、ちょうど良い久世福商店

お二人の話に共通するのが、とにかくまとめ買いされるお客さまが多いということ。「お父さんのこれ も」とレジでお会計途中に追加になることも多々あるようです。
久世福商店の商品は瓶入りの調味料でも一人でも使い切れる、食べ切れるくらいで量もちょうど良く、定番の「ごはんのおともシリーズ」も一人一本、家族の数だけ買っていかれる方も多いそうです。
武下さんのおすすめは「大人のしゃけしゃけめんたい(ごはんにのせるフレーク)」。「ちょっとピリッとするんですが、お子さまでも食べられるような味で、我が家でもよく買って食べます。家族で食べるとあっという間になくなってしまうのが唯一の難点。特に娘が大好きで」と太鼓判を押します。なんと、冷蔵庫には娘さん専用の大人のしゃけしゃけめんたいが常備されているそうです。

やっぱりこの味が好き。毎日の食卓に楽しみが増えますように

「私、今あおさ海苔佃煮が好きです」と武下さんが言うと、私も、と野下さん。おいしいですよね、とお互いニッコリ。「香りが良いんです、生クリームと混ぜてパスタに和えてもおいしいですよ」と本当に好きなのが伝わってきます。おいしいものは人を笑顔にしてくれます。
おいしいものを食べると元気になれ、人に贈ると喜ばれます。久世福のスタッフはみんな食べるのが大 好き。「新商品が入ると私たちがワクワクします、真っ先に自分用にと買うスタッフもいます」と店舗スタッフも愛用する久世福。
「久世福に来れば大抵のものは揃います」。ちょっといいものをあげたい、食べたいという時には久世福商店で。お気に入りの一つを見つけて、毎日の食卓に楽しみが増えて、そして笑顔が増えますように。ひいらぎセレクトでは季節や用途に合わせたギフト商品も提案していきます。