おいしいチーズはおいしい牛乳から
ダイワファームのチーズはこだわりの生乳から作ります。
第一に餌。約40頭いる牛たちの主食は牧草で、一般的であるとうもろこしや穀類などカロリーの高い餌はほとんど与えません。牛は4つの胃を持つ反芻動物で本来草食だからです。
牛乳の量は少なくなりますが、脂肪分やタンパク質の高い濃い成分の牛乳が出るようになります。
第二に水。牛乳の約90%は水分。牛たちは1日100〜200ℓもの水を飲みます。
牛たちの飲み水は地下水で、牧場から約2.5km離れた国有林に湧き出る水を引いてきた水です。
そんなこだわりの生乳を加工場のすぐ裏手にある牛舎で搾ると、そのまますぐに加工へと移ります。搾りたての新鮮な生乳を使うことで、本来のおいしさが生きた乳製品を作ることが可能になるのです。
苦しさをバネに作りあげた宮崎生まれのチーズやヨーグルト
ダイワファームの一番人気は、フレッシュな風味が生きたモッツァレラチーズ。
まろやかで甘味が強く一般的にスーパーで並ぶものと比にならないおいしさにリピータは多数。レストランからの注文も多く、12月のイベントシーズンなどは生産が追いつかないこともあるほどです。
ダイワファームがチーズを作り始めたきっかけは、平成5年の牛乳の生産調整。ちょうど牛を40頭から60頭に増やしたばかりの頃で、牛乳の廃棄は本当に辛いことでした。そこで社長の大窪さんは大好きなアイスクリームを作ろうと学び始め平成8年に商品化。
チーズは本場イタリアでの修行も経て、平成18年ごろから販売開始。徐々にラインナップを増やし、現在では約10種類のチーズを製造するまでになりました。
ダイワファームのチーズはクセが少なくどれも優しい味わいです。そのまま食べるのはもちろん、チーズステーキにしたり、ピザやパスタにトッピングしたり。蜂蜜をかけて食べるとこの上ない幸せを感じられるリコッタサラータもあります。
優しい想いから生まれたチーズやヨーグルトをお楽しみください。